ここまでが主観でここからが第三者視点の物語になる リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ 3月 09, 2021 最初は一人称の小説という流れであったんだけど、戦争をするとなると、敵国の心情とも書かないとなぁとか思い、ここからは第三者視点の書き方にしようと思った次第である。何というかあれだ、本当行き当たりばったりが過ぎるものだと思う次第だ。今回のアップはここまでで、戦争編、戦後編、旅行編の三回に区切ってまとめてアップしていこうと思う次第である、ほな! リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ コメント
日本映画って怖いよねっていう話 6月 04, 2016 なんていうかその題名は避けたいんですがあの食堂? かたつむり的、小川糸原作的な例のあれなんですが 最初はつまんなそうだなぁって思ってたんですよまぁその くだらない良くある物だと思ってたんですけど、この作品見て 正確にはレビューとかですが抜粋した文を読んだり 何があったかを読んだり予告を見たりして思ったんですが こんなサイコホラーが当たり前のようにみんな読んでるって 言うんだったらこの国相当やんでるよな 外国のヤングアダルトみたいなのを嫌う傾向にありますが それは若者の活躍が青臭くてむず痒いという理由で 映画の出来云々じゃなかったりします、が この映画はどうなんでしょう エンディングでどうやら主人公が経営しているお店に 鳩がぶつかって死亡 そしてその鳩を主人公が調理し自分で食べて 「おいしい」って言って終わりだそうです 結構怖い終わり方、私は見てませんから! 多くはいえませんが興味を持った人は見てみたらいいかと 私がここで言いたいのは映画のコントラストの問題ですね 作品がライトであれば徹底的にライトで描き 少々ダークサイドに映されそうな物でもライトに書くから 狂気をかもし出しそしてそれに誰も気が付かない お母さんが主人公を生んだ方法が水鉄砲を使った処女懐胎 父親を誰かごまかす方法だと思いたいがこれが真実らしい これって男が見てもえ?って思うし女性から見たらどう思うんだろう ちなみに監督も原作も女性の方がされています 小説は王様のブランチにも紹介されたとか と見てないのに文句を言いたくなったこの 食堂カタツムリ!見てはどうだろうか? むしろ見てみて欲しいどうにも否定的な意見しか耳にしない 肯定的な意見も特に考えなくいい話でしたぐらいしかなく 深く考えたらポリティカルコレクトネスに引っかかる所だろ! と突っ込みつつ飲み込みつらい作品を見つけてしまったことに なんだかわくわくしながらこの辺で 続きを読む
第十七話 戦争までに 後編 3月 09, 2021 静寂が少しの間続き、ジークリットの呻き声がそれを破った よく見ると血も出ていない、ジークリットが倒れた付近を見ると 黒い粒が転がっている、粒の大きさは銃弾と同じぐらいで 拾って良く見るとそれはタイヤか何かの古いゴムを銃弾の形に削った物だった 器用な真似しやがる、後方が少し焦げているがこのゴムが破裂せず しっかりジークリットに当たってるあたり、火薬も少なめなんだろう 「新兵に先ずさせてる、痛みの訓練だ」 アーネストはそういうと回転式の拳銃の空薬莢を排莢し また新たに銃弾を装填し、蹲ってるジークリットの背中にまた全弾撃ち込んだ 「これは馬鹿な指揮官にする警告だ、ふざけた真似したら今度は実弾を使うぞとな」 そうして空になったカートリッジを排莢今度は… 「今度は実弾だ、痛い思いまでさせてなんだがお嬢さん、アンタが首を 突っ込もうとしてるのはこういう理不尽だ、不意に撃たれる 指揮官なんて部下の命を握ってるんだ、殺される覚悟もしてもらわないとな でどうする?お嬢さま続けるかい?」 拳銃を弄びながらジークリットの方をじっと見ている 続けるか?と聞いているのはのはこの歓迎会のことだろうな まぁ部下の命云々はアーネストの逆鱗ともいえる部分で こんな少女の馬鹿な考えに対し、怒っているんだろう… 「大人しく帰れ、あんたの作戦もあんたもここには必要…」 そう言い切ろうとすると言葉の途中でジークリットが立ち上がった 腹部、背面部あわせてゴム性の模擬弾とはいえ12発も受けてうめき声程度な上 立ち上がるとは…根性なるなジークリット 「確かに、この痛みは初めての経験ですわ軍曹…ですがこんな痛みぐらいで 私尻尾を巻いて逃げるとアーネスト軍曹、貴方が思っていたとは…」 そういうとジークリットはヨロヨロと近づきアーネストの拳銃を彼の手ごと握り 銃口を自分の眉間に押し当てる、怒りに我を忘れているようにも見えるな その覚悟というにはヤケッパチな態度に対しアーネストに動揺はない 「何のつもりだ?」 もっともな質問だな 「私は、確かに世間知らずかもしれないけど、死ぬことを覚悟せずここに来たという 貴方のその“侮辱”は!許すわけにはいかないわ!」 やっぱ怒ってるようだな…だがこのままだと死ぬぞ…どうするよアーネスト 意地になって引き金引くか?それとも… 「フ…フハハハハハ!たいした肝っ玉だ謝るよアンタ 続きを読む
第十八話 Flying “Chariot” doctrine 3月 09, 2021 軍の礼服を着込んだ俺とめかし込んだ双子のエレーナは 件のオペラハウスに来ていた 俺こんな場所は来慣れてないので緊張しているが 逆に軍関係者ばかりで来るまで緊張していたエレーナは 来慣れている場所のせいかオペラハウスに来た途端落ち着いている そのくせ少し緊張している俺に偉そうに館内の説明までする始末だ 「トロイ!!これこれ知ってる!?」 そう俺の袖を引っ張り階段を指差して 「トロイ知らないだろうから教えてあげるこれが階段って言うんだよ!」 馬鹿にしてるんだな、こいつ…そう思って少し機嫌が悪くなろうものなら 二人がかりでなだめてくる、それも暴力的にだ なのでこんな公の場所では絶対俺は機嫌を損なえない 「ふーん、そりゃ凄い」 乾いた反応をする、玄関ホールでそんな馬鹿なやり取りをしていると 今回の主賓とも言うべきお歴々の方々が続々とやってくる 正直俺はこの連中からは印象が悪い、それはこの体の方に原因があって 全部が全部俺の所為ではないんだが、正直暇があったからといって 好き勝手やってたのも事実で、その事が表面化したあたりから 余計に風当たりがきつくなったのも確かだ なのでここはさっさと退散しておくそう決断したら すぐさま双子の手を引っ張り二階へとあがっていく 間一髪だった、あと少しあの場でエレーナと馬鹿なことやってたら 何言われてた事か… 二階に上がると見知った男がいた、何とアーネストである しかも基地では散々茶化していた俺と同じ礼服を着ていた 「…」 つい言葉がつまってしまう、そりゃそうだ何でこんな前線指揮官丸出しの 軍曹になる為にだけに生まれてきたような男がこんな所にいるんだ 「黙るなよ…笑えよ…」 向こうも気まずそうにこっちの出方を伺ってくる…やり辛い 「貴方はトロイのお知り合いですの?」 そんな気まずい沈黙に助け舟を出してくれたのはサブリナの方だった 「ん?あ、ああそうだよ、あー…君は双子の…」 「サブリナ・ルドヴィングです、こっちは妹のゾフィーです」 エレーナはそうサブリナして挨拶し、ゾフィーを紹介する 「でもさ、なんでおじさん私達のことまで知ってるの?どっかであった?」 「ゾフィー!すみません…」 片方にぶしつけな質問をさせもう片方がそれを制す…エレーナの常套手段だな 聞きづらいことはこのような方法で聞き出してくる ましてや子どもだ油断してぽろっと口を滑らすも 続きを読む
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