メタルギアこうしてみたいという話

最近といっても前の話ですが小島氏がコナミから追い出されて
自社を設立、コナミは残ったメタルギアの版権でゾンビゲームをつくり
反感を買ってるという始末

いやね、ナンバリングタイトルばかりは辛いだろうし
ある意味リブートの機会を考えれば辛い事件とはいえ
小島氏からメタルギアの版権が遠のくのは前向きに考えればチャンスなのかも知れない
実際、小島氏は自分が死んでもメタルは作っていって欲しい言っていたが
その更新育成のチャンスをMGRの時に潰し、他社に任せるという形を取っている
これでは育つ物もそだたんだろうと思う
それで、その後小島印のメタルギアは4で終結したお話に後付けを加えて
円く治める尽力しているだけまぁ、ファンしかついてこれていないわな
「3と4は同じソリッドスネークなんですか?」とか
そういう質問が飛んでるのを見ると
説明不足と見るか(あれだけ台詞が合って)プレイヤーの勉強不足か
まぁこれは個人の主観になるわけだが

ここでの名称として『スネーク問題』と呼びますが
全て同じ顔の男が主人公なのに時代が違うというね
それは初見さん混乱するわな
このスネークさん最初MSXの時ですが確かプレイヤーの分身として作ったって
小島氏がインタビューで答えていたのを記憶しています
ここまで際立って独立したキャラではなかったはずです
ですが、PSになって事件が起きてしまうわけですよ
スネークがスネークになっちゃうというね
一つ目がキャラクターの新川氏が描いた超クールで格好いいスネークそして
そのデザインにマッチした超渋い声の大塚氏
この二つの要素加わりスネークはよりキャラクター化していきます

そして2ではPS2になりキャラクター描画が細かくなりソリッドスネークは
より実在感を得ます
ですがここで根っからのゲームクリエイターの小島氏
キャラクターとして成立してしまったスネークは最初ちょっとだけ操作出来て
あとは2からの主人公雷電を登場させますが
これがちょっと上手くいきませんでした
私だって思いましたもの、スネークじゃねーのかよ!って
理屈としてはスネークは伝説の傭兵なのに一々同じ説明を聞くのもおかしいし
プレイアブルキャラとしては立ちすぎたと思ったのでしょうが
話の設定がシャドーモセスの焼き直しで
やってることがほぼスネークの追体験じゃ、何故スネークじゃないの?と思うし
雷電は作品のプレイアブルキャラとしては美味しい所なさ過ぎで
しかもかなり難しい話で
小島アナリストの伊藤氏やそれを元に蘊蓄実況したAsrail氏の言を耳にするまで
何がどう難しいか解らず、後の続編の3の紹介でで「前作は話が難しすぎたので」って
言葉についつい反感を買ってしまった若い日の私だったりします
全く難しいなぁ小島プロットは

そして3の話なのですがここで禁じ手の同じ顔同じ声の別人という手段に出る
これまるっきり男たちの挽歌2じゃないですか!やだもーとの給う
とりあえず前作が行き詰る所まで行き詰ったので過去に戻るというね
ここから、一番厄介なメタルサーガと言う存在がちらほらしてきます
悪く言えば後付による帳尻あわせ
独立していたキャラにまで色々関連性持たせたので随分身内の話になりますが
それは後の話。
とにかく、若き日のネイキッド・スネークがどうやってビッグボスと言う称号を
与えられるかと言う前日談でこれだけ独立した話しておけば良かったのに
スピンオフ的なキャラが正式なナンバリングしかも
破局的な終わりしか待っていないというのに盛り上げまくってるという
なんだか悲しい内容に、正直3で初代メタルギアかメタルギア2の決戦につなげて
ビッグボスとして死んだENDにしておいたほうが良かったのでは?
と今でも少し思ってしまいます。
間の話はあなた達で考えて下さい的な

4は特にはここでソリッドの物語が終えたので言うことないです
ここから先が結構問題だったりします
ここではもうメタ的にドレビンとの会話をしていたのですが
仕方がないなと思いました。

MGRR、後進育成失敗の結果生まれた他社作品
スネーク自体は出てきませんがようやく暗い感じメタルギアを脱した
気がしましたが、小島ファンは色々腹に一物ある様子

MPOとMGPW、ビッグボスサーガのPSP作品ですね
正直ストーリー的にいるのかなぁと思いながらプレイしていました
ゲームは面白かったですが、これも独立していれば良かったのですが
なにぶんビッグボスと言うことはアウターヘヴンに行かなきゃ行けないので
ここではスネークは完全に組織の長で誰かに教えてもらうキャラではないですが
補佐をするキャラの確認の為説明させてくれという感じで
何とかプレイヤー説明をしていました

MGSGZ MGSTTPつまり5ですね
この作品は2に引き続き、プレイアブルキャラクターとスネークの乖離をしようとしています
つまり、ビッグボスとヴェノムスネークですね
前回は顔がスネークじゃないので失敗したと思ったのか
今度は顔と声をそのままの整形別人の影武者と言う設定にしました
その結果不評でした。
何より、スネーク悪に堕ちてないじゃんとか、ネイキッド操作したかったなど
メタルギアはスネーク追体験エスピオナージアクションになっていて
キャラありきのゲームなっています
それは小島プロダクションが大切に育てた結果製作者本人も
少々扱いが難しくなってしまったスネークと言うキャラ像です


で本題!!クッソ長い前振りでしたが言いたい事は
小島氏でも御しえなかったこのタイトルをどうやって延命すべきか?と言うことです
サバイブは完全に小島氏が望んでいた続編案とは違いますね
小島氏はコナミ在籍中に「007みたいに色んな人がメタルを作ればいい」的な事を
言っていましたが、007といえば形はどうあれある程度のお約束があるものです
メタルで言えば

・主人公はソリッド・スネーク
・武器は現地調達
・特徴的なボス戦があり
・メタルギアが出てくる

といった感じでしょうか?
このように根っこがしっかりあってこそだと思います
今のコナミの人たちは一度このタイトルがどういうものかを勉強しなおすといいのかも
と思いました
例えば今ある全てを見てみるとPS4というマシンとFOXエンジンのおかげで
何でも出来ますが、逆に何でも出来すぎてゲームデザインが疎かになってると思います

例えば今のコナミはソシャゲーに手を出してるのだから
スマホアプリゲームでGBCやMSX2の頃のような制限されたメタルギアを
作ってみるのも手かもしれません、というかむしろ
新プロット、新スネーク、を考えるなら声優やグラフィックより
ゲームデザインを構築して楽しいタクティカルエスピオナージ物を
作ってみるのもありだと思うんですがね
今の困った時のゾンビ頼みって見るからにFOXエンジンの恩恵で
雑に作ってるようにしか見えないので
メタルギアの原点は同時に何体もキャラが表示できなかった所からはじまった訳ですから

もしくは、スターウォーズエピソード7のように、6という30年近く前の雰囲気を
引っさげての続編のように
メタルギア2ソリッドスネークの続編を作ってみるのもありかも知れませんな
メタルギア、メタルギア2ソリッドスネークはもう小島氏がいない以上
ファンはリメイクやいじってほしくないだろうからね。
まぁ実際はどうか知りませんが

私としては一度立ち戻るのはありだと思ってます

…ニンジャガイデンもZってなんてクソ作ってましたしね
ハヤブサ関係ないのに何作ってんだ!と切れた記憶があるので
私の中ではニンジャガイデンは2で終わってるのに知らないうちに3やZ出されて
フンパン物でしたが、メタルギアもその道辿るのかと思うの悲しくなったので
こんな長文書いてみましたそれでは!!

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